『あなたは占いを信じますか?』
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はじめに
「あなたは占いを信じますか?」
これまでの人生で全く占いの経験がないひとは、流石にいないと思います。
そんな中でこんな噂をよく耳にします。
「有名な起業家は占いや風水を大切にしている」
今回はこんな定説について、筆者なりの観点から考察していきたいと思います。
占いの起源
まずは占いの歴史を紐解いていきましょう。
世界最古の文明で知られている”メソポタミア文明”の遺跡からは占星術の文献が発見されています。
この時代(紀元前40世紀)のメソポタミアの先住民族シュメール人は、
既に月の回転周期や春分点の移動、一年の長さなどをほとんど正確に計算していたとされています。
そこから西洋占星術が生まれ、世界各国に広がっていったのではないかともいわれています。
日本最古の占いは、”邪馬台国の卑弥呼”というのが文献上は有力だそうです。
当時の卑弥呼の占いは、亀の甲羅を使う亀甲占いであったといわれています。
その後、神社の神道、各地の呪術師や霊能者として知られるイタコなど、
様々な形で日本全国に広まっていったとのこと。
今となっては毎朝のニュース番組の運勢のランキングや雑誌のコーナーなど、
現代人にとって非常に身近な存在として根付いていますね。
人生における決断回数
人生は決断の連続。
ある研究によると、人は1日あたり35,000回の決断をしているとされています。
「自分はそんなに多くの決断はしていない!」
そう思った方もいるかもしれません。
しかし、よくよく考えてみてください。
朝、目が覚めてから起き上がる。
部屋の灯りをつけて、顔を洗って、歯を磨く。
朝ごはんは何を食べようか、ネクタイはどれにしようか。
このように自分でも気づかない無意識のうちに、
私たちはたくさんの決断をしているということです。
そして、その決断ひとつひとつが
あなたの脳と心に少しずつ負荷をかけているのです。
占い師と起業家
ここで本題の”占い師と起業家の関係”について。
多くの社員を抱える会社のトップである彼らは、
一般の人々の何倍、何十倍もの決断を日々迫られているのです。
それらの選択の中には、本当にどうでもよい選択がたくさんあるのです。
そんなどうでもよい選択を全て任せているのが占い師としたらどうでしょう?
毎日のネクタイの色や部屋に飾る花。
こだわりのない家具の色や漢字の画数など。
そんなことはどうだっていいのです。
そんなどうでもいい決断なら、
占い師に任せたり、風水的によい選択にすればいいというのは、ものすごく合理的ですよね。
起業家は占い師を信じているのではなく、
合理的に占い師に任せるという、ひとつの決断をしているのです。
本当に大切な決断は、必ず自分で熟考することでしょう。
まとめ
「占いは、信じなくていい。使うんです。」
これはあの有名なゲッターズ飯田さんの言葉。
占いとはあくまでも道具であり、
山登りの道標や地図のように、
道に迷ったときに、助けてくれるものなのです。
人生の重要な決断を占いに左右される必要はないのです。
少し優柔不断なひとが、行動するきっかけとなればいい。
皆さんもそんな占いを上手に使ってもらえればと思います。
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