日経平均先物が6万円を超えて、最初は176円21銭だった

数字の意外

日経平均先物が6万円を超えて、最初は176円21銭だった

2026年4月17日、大阪取引所の夜間取引で日経平均先物が6万円を超えた、という話が出ていました。

6万円。

こういう大きい数字を見ると、逆に最初はいくらだったのか気になりませんか。私はちょっと気になったので調べました。

日経平均株価は、1949年5月16日に算出が始まっています。当時の名前は「東証株価平均」。最初の値は、176円21銭でした。

いま6万円という話をしている指数の出発点が176円21銭だと思うと、なかなかすごいです。単純に比べると、約340倍ですからね。

1949年といえば、戦後まもない時期です。東京証券取引所が再開したのもその年の5月。まだ街の空気に戦争の残りが濃かったころに、「株価の平均」を毎日出し始めたわけです。今みたいにスマホで指数を見る時代ではないので、たぶん当時の人が見ても、6万円という数字はあまり実感がなかった気がします。

その後、日経平均はバブル期の1989年12月29日に3万8915円87銭をつけます。長いあいだ、この数字が天井として残りました。

それを現物の日経平均が終値で超えたのが、2024年2月。約34年ぶりでした。そこからさらに上がって、2026年現在は現物が6万円手前、先物が先に6万円を超えた、という流れです。

176円21銭から始まって、3万8915円87銭でバブルの頂点をつけて、いまは6万円の話をしている。

数字だけ並べると、日本経済の空気の変化がかなり雑に見えて面白いんですよ。焼け跡の時代、バブルの熱気、失われた30年っぽい時間、そしてまた高値更新。

もちろん、指数が上がったからといって、急に生活が変わるわけでもないじゃないですか。

6万円と聞くと大きな出来事っぽいですけど、私の昨日と今日の生活はだいたい同じです。ただ、最初の176円21銭を知ると、この数字の見え方は少しだけ変わる気がします。

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